神奈川大学図書館が同大の学生を対象に、所蔵資料の自宅配送による貸出を開始
神奈川大学図書館は新型コロナウイルス感染症拡大による大学構内への入構禁止措置が継続する中、5月11日より、オンラインにて前期授業が開始されることに伴い、修学支援の一環として貸出配送を含む図書館利用サービスを開始した。
これは同大の学生(大学院生、非正規生を含む)を対象に、自宅にいながら図書館所蔵資料を取り寄せることができるサービスで、学生に限り、送料は無料。オンラインによる自宅での学修が開始される中で、同大では学生が安心して学べる環境の整備に積極的に取り組んでいる。
■図書の貸出配送サービスを開始
神奈川大学図書館は、5月11日からのオンラインによる前期授業開始に伴い、同大学生への修学支援の一環として、下記のとおり貸出配送を含む図書館利用サービスを開始する。
図書の貸出配送サービスでは、神奈川大学の学生(大学院生、非正規生を含む)を対象に、自宅にいながら、本学図書館所蔵図書を自宅に取り寄せることができる。
貸出配送については1か月に1回までとし、学生に限り、送料は無料でサービスを受けることができる。このサービスの利用は、神奈川大学図書館OPACを利用することにより、学生はスマートフォン等で手軽に配送手続きをすることが可能。
また、図書の返却については、学生の負担を軽減するために、一律で「入構禁止措置の解除後から2週間後までの返却」としている。
- ■その他のサービス
- ○レファレンス相談(参考調査)サービス
資料の所在、入手方法の案内と参考調査については、メールにて受け付ける。
○ILL文献複写配送サービス(準備が整い次第、開始予定)
神奈川大学図書館OPACから申し込むことにより、他機関から、雑誌の記事や論文を複写物(コピー)で取り寄せ、配送で受け取ることができる。複写(コピー)及び配送は、学生に限り無料。