人間総合科学大学が特色ある独自のオンライン教育を開始 ~医療・栄養系通学課程でも
「こころ、からだ、文化」を統合して学び、社会の変化に柔軟に対応できるスペシャリストを養成する人間総合科学大学(埼玉県さいたま市、学長:久住武)では、大学内での新型コロナウイルスの感染症対策として、2020年4月22日(水)より、全学部学科でオンライン授業を導入。特色ある独自の遠隔授業を展開し、オンライン上においても活発なコミュニケーションが実践できる能力を育成する。
日本初の通信制私立単科大学として開学した人間総合科学大学では、20年来培ってきた通信教育のノウハウを新型コロナウイルスの影響で通学が困難となってしまった通学課程の教育に応用する。
新たに通信教育を導入したのは、人間科学部健康栄養科学科、ヘルスフードサイエンス学科、保健医療学部看護学科、リハビリテーション学科(理学療法学専攻・義肢装具学専攻)の2学部4学科で、これにより人間総合科学大学では大学院含め、全学部学科においてオンライン授業が実施される形となる。
授業以外にも、医療系国家試験の受験対策として取り入れている学修や学生・教員における個別相談・個別学修サポートもオンラインに切り替えて実施。スマートフォン、タブレット、パソコンに対応し、質の高い教育環境を提供する。
■ ”オンライン”でも高いコミュニケーション能力を発揮!
◇双方向の仕組みで「face to face」のコミュニケーションが可能
全国どこからでも双方向につながる仕組みで、一人一人に対するきめ細かな研究指導、仲間との活発なディスカッション、オフィスアワーを利用した個別相談などを行なっている。画面の相手とわずか30cmの距離でコミュニケーションができる。
◇学びの機能を独自の通信教育システムに集約、オンデマンド型の学修サポート
講義スタイルのオンライン授業も、伝え方に長けた教員がオリジナル教材を用いて、わかりやすく指導する。また、ライブ配信のほかに常時視聴することもできる。学生の通信環境にも配慮したオンデマンド型学修サポートが好評。
◇いつもの教室と同じ空間で授業を進められる
システムを活用した通知、質疑応答、スライド資料等の配布、電子図書による教科書、参考書の閲覧をオンライン上のキャンパス(UHAS@mycampus)で実施している。
オンラインで新入生のオリエンテーションを実施した梅國智子教授は「入学式も実施されなかった新入生は、学友と顔を合わせる機会もなく、大学生活を送るにあたり、不安な気持ちを抱えていると思います。そのため、こちらから一方的に話をするのではなく、学生の自己紹介も兼ねた楽しい場の雰囲気を作り、質問にも応じていきたいと考えています」と話した。