麻布大学は北豊島中学校・高等学校(東京都荒川区)と連携事業に関する協定を締結し、2025年2月17日に締結式を実施した。
本協定は、双方の教育内容の充実と学生・生徒の資質向上を図り、社会に貢献する人材の育成を目的とする。今後、麻布大学が推進する「麻布出る杭プログラム」と北豊島中学校・高等学校の教育目標を連携させ、協力関係を深めていく。
連携事業の内容
(1)麻布大学は、北豊島中学校・高等学校の特別講義に講師を派遣するほか、生徒の育成に必要な指導方法や教材の開発に協力する。
(2)北豊島中学校・高等学校は、麻布大学が実施する高校生向けの大学教育早期履修プログラムに生徒を派遣し、高度なカリキュラムの構築に協力する。
(3)その他、双方が協議のうえ合意した事項を実施する。
麻布出る杭プログラムとは
麻布大学の「動物共生科学ジェネラリスト育成プログラム」は、文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」の『メニューⅡ 出る杭を引き出す教育プログラム』において全国で唯一採択された教育プログラムである。ヒト・動物・環境の持続的健康社会の構築を目指し、学生の研究意欲を高めることを目的とする。高校生の段階から大学の教育・研究に触れる機会を提供し、「出る杭」を伸ばす高大接続プログラムを推進している。