法政大学と山脇学園中学校・高等学校、工学院大学附属中学校・高等学校が連携協定を締結

高大連携
法政大学と山脇学園中学校・高等学校、工学院大学附属中学校・高等学校が連携協定を締結

写真=協定に向けた打ち合わせの様子(工学院大学附属中学校・高等学校)


法政大学(総長:廣瀬克哉)は、高大連携の取り組みを一層強化するため、7月17日に山脇学園中学校・高等学校(校長:西川史子)および工学院大学附属中学校・高等学校(校長:中野由章)との連携協定を締結した。

この連携協定では、法政大学が提供する各種教育プログラムを山脇学園および工学院大学附属の生徒に提供し、法政大学の教員が派遣される。また、山脇学園と工学院大学附属は、法政大学の学生を教育実習生として受け入れるほか、定期的な連絡会議を通じて連携事業の検証と拡充を図る。

山脇学園中学校・高等学校とは、これまでも「総合的な探究の授業」において、生徒が各自の研究テーマを設定する中で、SDGs やジェンダーに関する社会課題解決に対し、それらを専門領域とする法政大学の教員を講師として派遣してきた。今後は、法政大学が設置する「SDGsパートナーズ」に山脇学園中学校・高等学校が加盟し、「次世代のSDGs人材の育成」を目指して、両校で協力を行う。

一方、工学院大学附属中学校・高等学校とは、大学の学びにふれることを目的に、法政大学多摩キャンパスで実施している「ゼミ体験会」に、工学院大学附属中学校・高等学校の生徒がキャリアプロジェクトの一環として参加。生徒たちは、環境問題や社会課題についての実践的な学びを深めている。また、法政大学多摩キャンパスで工学院大学附属中学校・高等学校向けに特別に実施している「オープンキャンパス体験会」や高校3年生を対象にした「入試制度説明会」など、さまざまなプログラムへの参加を通して連携を深めている。

法政大学は、今後より一層の交流・連携の推進を図りながら両校の教育を活性化していく。