千葉商科大学が「逆求人型」 就職マッチングサイト「me R AI(みらい)」を公開 ─ ターゲットを定めて企業側から学生へアプローチする時代へ
千葉商科大学(学長:原科幸彦)キャリア支援センター(センター長:川瀬功)は、就職マッチングサイト「me R AI」(「me」と「R」と「AI」の間に半角スペース/商標登録申請中)を5月31日に公開した。
「me R AI」は、同大の学生と800社を超えるCUCアライアンス企業(※)が利用できるウェブサイトのオンラインサービスで、学生個人と各企業がサイト上に情報を登録し、企業側から採用したい学生にオファーを出せるというもの。また、学生から企業へオファーを出すことも可能で、学生と企業の相互オファーはすべて「me R AI」のサイト上で行うことができる。
同大では、2017年から逆求人型の学内合同会社説明会を実施しており、学生からも企業からも好評だったことから、この仕組みをオンライン上でも利用できるよう「me R AI」を立ち上げた。売り手市場に伴う就活時期の早期化や経団連による就活ルールの廃止(2021年卒採用以降)など、就活市場のマッチングモデルが大きく変化している現代において、学生と企業の双方が効果的、効率的にマッチングできる場をめざす。
[目標: 学生登録率90%、登録企業数300社]
(※)CUCアライアンス企業 814社(2019年6月5日現在)
*「me R AI」の詳細は添付リリースPDF2ページ目を参照
リリースPDF
学生のキャリア教育や就職に対しての支援や協力をいただける企業を「CUCアライアンス企業」として、2008年より独自にネットワーク化している。企業数は2019年6月現在で814社にのぼる。2018年3月卒業生のうち、民間企業に就職決定した学生の4割以上がアライアンス企業に就職している。
○具体的な連携内容:学内就職関連イベントへの参加・協力、キャリア教育授業の講師、インターンシップの受け入れ先 など
■千葉商科大学 常見陽平専任講師(国際教養学部キャリア委員会メンバー、働き方評論家)コメント
逆求人のマッチングモデルは2000年代半ばから出始めました。大量応募の弊害改善や有名企業にしか目を向けない学生へ意外な出会いを提供できることなどから、2017年以降、特に注目が高まっています。近年の就活市場では、学生と企業双方へ正確で安心できる情報を提供し、採用活動における企業のマンパワー不足を解決することが必須です。
「me R AI」は、多数のCUCアライアンス企業と協力し、価値あるマッチングの場を育てる本学の取り組みです。