文教大学が小学校教員採用者数・全私立大学で12年連続1位、中学校教員採用者数・全大学で2年連続1位を獲得
文教大学(学長:近藤 研至)は、「大学ランキング2020」(朝日新聞出版)で発表された小学校教員採用者数において、全私立大学で12年連続となる1位を獲得した。また、中学校教員採用者数でも、全大学で2年連続となる1位を獲得している。
- 【本件のポイント】
- ◆小学校教員採用者数において、全私立大学で12年連続1位を獲得
◆中学校教員採用者数においては、全大学で2年連続1位を獲得
◆正課授業の学びと学校現場での体験を統合できるような学習プログラムで、教職を深く認識
◆キャリア支援課の充実した教員就職支援プログラムで、教員採用をバックアップ
文教大学はこれまでに1万人以上の教員を養成しており、丁寧できめの細かい教員採用試験準備を4年間通して行うことで、今年も小学校教員採用者246名、中学校教員採用者138名の実績を上げた。
同大では、1年から4年までの教育課程で教職免許法が定める授業科目を確実に履修させると同時に、越谷校舎を中心にした現場体験型の学習機会を正課外で提供している。実際に教育現場に赴いて営みや取り組みを体感し、正課授業で教授する知識・スキルと統合することによって、教師という職業についての認識をより深めることができる。
また、キャリア支援課でも多彩な教員就職支援プログラムを実施している。40年以上に渡り培われた教員採用試験合格のノウハウを活かし、教員採用試験対策を目的とした学内講座や模擬試験を開催したり、教師としての能力を実践的に養う教採合宿ゼミなどを実施しており、教員採用をバックアップしている。
現場体験型の学習機会
・「先生の助手」プログラム
越谷市教育委員会の協力のもと、9月および2月の大学休暇期間中に、小中学校の教員の助手として1週間教員と行動を共にし、現場を学ぶ取り組み。毎年度250名以上の学生(2年生)が参加している。
・「ボランティア補助教員」
越谷市をはじめ近隣の自治体教育委員会等と協定し、放課後、土曜日の児童生徒の指導やさまざまなお世話、また、学校の業務への協力を行うもの。毎年度200名以上の学生(全学年)が参加している。
キャリア支援課の教員就職支援プログラム
・教員就職ガイダンス
一連の教員就職支援の根幹をなすプログラムで、40年以上にわたり培われた教員採用試験合格のノウハウに触れることができる。毎年の教員採用試験の結果や各種対策講座の情報も、採用試験にいたるまでの適切なガイドとなる。
・教採合宿ゼミ
グループワークを通して教師としての社会性・協調性・コミュニケーション能力を磨くとともに、実践的指導力を養うことを目的としている。また、教育実習に向けて意識を高めることも目指している。
教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組
文教大学における教員養成課程の円滑な運営のため、全学の運営委員会を設置している。 教員養成課程運営委員会の目的を「本学教員養成課程の質の向上を図る」ことと定め、教員の養成に係る教育の質の向上に取り組んでいる。また、毎年度授業改善のためのアンケートを実施し、大学教員の教育能力を高めながら、質の向上に努めている。