東京女子大学、2024年有名企業400社実就職率ランキングで全国私立女子大2位にランクイン

東京女子大学、2024年有名企業400社実就職率ランキングで全国私立女子大2位にランクイン

東京女子大学(東京都杉並区、学長:森本あんり)は、「2024年有名企業400社実就職率ランキング」において全国私立女子大学で第2位、全国私立大学で第22位にランクインした。これにより、同ランキングで11年連続私立女子大学トップ3入りを果たし、高い就職実績と充実したキャリア教育の成果を示した。

同ランキングは、大学通信が実施したもので、有名企業400社への実就職率をもとに評価されている。対象企業は、日経平均株価指数の採用銘柄や大学生人気企業ランキングなどを基準に選定されている。同学の実就職率は20.1%で、11年連続で私立女子大学トップ3に入った唯一の大学である。

また、2024年3月卒業生の就職率は99.4%に達し、8年連続で99%以上を維持している。キャリア・センターが実施した就職先満足度アンケートでは、5段階評価で4以上が89.7%を占め、学生の高い満足度がうかがえる。

東京女子大学では、卒業論文・Final Presentation・卒業講究が必修となっており、授業や少人数の演習を通じて、主体的に学ぶ姿勢、論理的思考力や問題解決能力を育成している。また、全学共通カリキュラムでは「女性の生きる力科目」を通じて自己の価値観や考え方を深める機会を用意している。今年度新設の「知のかけはし科目」では、異分野の教員2名がひとつの科目を担当。学生とともに対話しながら、答えのない問いに取り組む授業を展開している。このような学びにより、学生が多角的な視点で自己のキャリアを開拓する力を身につけられる環境が整っている。

さらに、キャリア・センターは年間150日にわたる多彩なプログラムを提供。合同就活対策ゼミや総合面接講座などを通じて、個別対応と実践的な支援を行っている。