コロナ禍に負けるな、大学初のDX導入合同就活ゼミ開催 ~東京女子大学が4大学合同就活対策オンラインゼミを発足
~大学の枠を超えて仲間と就職活動に取り組む~
東京女子大学(東京都杉並区、学長:茂里 一紘)キャリア・センターは今年4月、学習院女子大学、実践女子大学、津田塾大学と合同で実施するオンライン就活ゼミを立ち上げた。同ゼミでは4~9月の半年間、エントリーシートの書き方や面接での話し方や伝え方などを少人数のグループワークを中心として実施。自キャンパスでのみ就活対策を行う場合には難しい他大生とのオンラインでの交流を通じ、大学の枠を超えた仲間と力を合わせて就職活動に取り組むことができる。
東京女子大学キャリア・センターでは、学生一人ひとりが充実した日々を送り、自信をもって卒業していけるよう、従来の方法に固執することなく、その時代や学生のニーズに合った支援に日々挑戦している。
就職活動のオンライン化が急速に進み、孤立感を持ちながら活動を行う学生や不安や悩みを解消できない学生が増えている。こうした中、同センターは、同大と学習院女子大学、実践女子大学、津田塾大学の4大学で行う就活対策のオンラインゼミを発足。2021年4月~9月までの半年にわたって、定期的にゼミを実施する。
このゼミでは、活動を始めて間もない学生が自ら考えて行動できるように支援。エントリーシートの書き方や面接での伝え方などを、少人数のグループワークを中心に学ぶ。前半はそれぞれの大学で講義と練習を行い、基礎的な知識の理解や効果的な発信力を鍛える。後半は他大学と合同で、前半を踏まえたより実践的なトレーニングを実施。各自の力をさらに伸ばすとともにブラッシュアップを図る。
本番に近い練習や一人では気付けない新たな知見や情報を得る場として活用でき、大学の枠を超えた幅広い仲間と力を合わせて就職活動に取り組むことが期待される。
今回実施するゼミは、自キャンパス内でのみ行う場合では難しい他大生との交流を通じ、刺激を与えあう環境を設けるとともに、オンライン化を「ピンチ」ではなく「チャンス」と捉えて前向きに就職活動に臨むことができる学生の増加を目指すもの。各大学の協力のもとで学生の自立性と協調性を育み、変化のスピードがますます速くなる社会において力を発揮できる人材の輩出に繋げる。
東京女子大学は今後も常に移り変わる環境にスピーディに対応し、学生一人ひとりを大切にする就職支援に取り組んでいく。
- ○共 催:
東京女子大学、学習院女子大学、矢島 慶佑氏(キャリアデザイナー)
○協 力:
実践女子大学、津田塾大学